インフォームド・コンセプト(説明と同意)

ダンナが会社を休み、二人で主治医と話しを聞くことにした。
だいたい今までの説明のまとめのようなものだったけど、しっかり1時間とってわからない所は詳しく教えてもらえた。
アレルギー反応を見るための好酸球が少し下がってきているので、今高止まりしているGPT・GOTも遅れて下がってくることを期待しているところだという新しい情報も得た。

病院の転院については、金曜日の採血の結果を見てから転院するかどうかを決め、転院先もそれから手配するので、この土日に転院するわけではない。わが家としては平日に転院となると私一人でいろいろやらなくてはいけないので、それは避けたいところ。
転院先については、予定している県立病院は主治医がそこの出身なので紹介しやすいけど、他の病院がいい場合はちょっと時間がかかるものの紹介はするとのこと。

しっかり説明を聞けたので、昨日ちょっと主治医に不信をいだいたことも解消した。
医療はインフォームド・コンセプト(説明と同意)がとても大事だなと思った。

転院!?

採血あり。GPT330で、月曜の結果と横這い。
主治医から「薬剤性の肝炎だと思うけど、薬を飲んで1ヶ月以上たっても値が下がらないのはちょっとおかしい。今週下がらなければ県立病院に移動して肝臓の専門医に診てもらわなくてはならない。その場合は肝生検(肝臓に直接針を刺して肝臓細胞をとって検査)が必要になってくる。」とのこと。
・・・それなら初めから県立病院に入院しとけばよかったかなあ。内科のお医者さん、市民病院も県立病院もどっちも同じって言ってたのに。っていうかうちの主治医は肝臓専門じゃないってことは良く知らないで診ているってこと?と医師達に関して不信に思う。

薬剤性肝炎についてさらに主治医から教えてもらったこと。
薬剤性肝炎の場合2種類ある。GOT/GPTだけあがるタイプ。黄疸が出るタイプ。
黄疸が出ていると半年から1年かかってしまうが、私は前者のタイプなのでたぶん長くても3ヶ月くらい。
肝炎を起こす原因と考えられる薬は抗生物質・胃薬だそうだ。
11月初めに耳鼻科からもらったケテック(抗生物質)が原因?なのではとのこと。
本で勉強した自己免疫性肝障害についての可能性も聞いてみたけど、これも中年(40代)女性が発症しやすい病気なので、一応検査はしているものの考えにくいとのこと。

夜今日言われたことをダンナに報告。
ダンナから私の実家にも報告。
実家はもっと有名な実家付近の国立大付属病院に入院させた方がいいんじゃないかと言い出した。わが家的には県立病院に転院しても家の近所なのでダンナは今と変わらず会社帰りに病院に立ち寄ることが出来るけど、実家案の病院へ行くとそれもままならなくなってしまう。

ダンナはオーケストラ友達のお医者さんに、最良の病院選択をアドバイスしてもらうことにした。オケのお医者さんからは以下の返事をもらいました。
「今回の場合は検査、治療を淡々とすれば良い病気ですから、十分な施設が有る病院であれば問題はないと思います。
 もう一つ大学病院と言うところは検査予約(特にCTやMRIの様な検査)が常に詰まっていて、なかなか検査が進まないことが有ります。県立病院のような大きな病院では似た状況かもしれませんが大学よりはましではないかと思います。」
とても参考になりました。感謝。

薬一覧到着

今日は採血なし。
採血は月水金で行うことになったらしい。
朝、主治医からサイトロメガウイルスでもなかったと教えてもらう。
これでウイルスの検査結果はほぼ終了。
膠原病の検査も残っているけど、40代以降の女性がかかるものらしいので、私にはたぶん該当しないとのこと。
でも、この間病院の掃除のおばさん(60歳以上)にお若いのに入院なんてかわいそうね。40くらい?」と言われてしまった。体年齢は40歳なのか・・・。

急性肝炎になる原因はウイルス性が8割らしいので、だんだんマイナーな肝炎への道を歩んでいる。
薬剤性の肝炎というのは消去方で犯人をつきとめるそうだ。
ダンナに入院直前にかかっていた内科でもらったものと1、1月の初めにもらった耳鼻科でもらった薬の一覧、念のために家にあった朝鮮人参茶をもってきてもらう。
これで容疑者がそろったはず。

会社に年内復帰は無理とあらためて電話した。

数値逆戻り

土日と採血がなく今まで順調に100づつ下がっていたので、次はGPT200くらいかな。
で、今週には退院できたりして。
と思っていたのに、今日の結果は330・・・。増えてる。ガーーン。
私にしては考えられないくらい大人しくしているのに。


だいたい、今まで自分でご飯を作り、作れない時は食べたい物を食べて生活してきたの
で強制的に選択権のない食べ物がでてくるのがしんどい。野菜は全て火が通っているのも気に入らない。ぐにゃぐにゃのキャベツの千切り、歯ごたえなしのほうれん草、大根おろしや、プチトマトまで煮てある。カニカニが食べたいーと思ったら劇的に酸っぱい酢の物に蟹缶が散らしてあるものが。味わかりません。キーーーー。
(注:普段の私は食べ物に好き嫌いがない良い子です。)


思うように数値が下がらないのでイライラする。
一日寝ているだけなのであまりお腹もすかないのに、3食完食しているのがしんどいので
これをやめてみることにする。ご飯を一口づつ残すようにしよう。
病室の夕日をながめて焦らずに気長にいこうと思い直す。

乾燥注意報

病院というところは暖房が効いているのでパジャマでうろうろしていても、全然寒くない。
ただし、空気がとても乾燥しているので寝る時は顔に濡れたタオルをかぶせたりしている。
よく寝ているからお肌の調子は悪くならないけど(すっぴん、化粧水すらつけてない)
鼻は調子悪く唇がガサガサ。
静電気でパチパチ。


日曜日はお風呂がないのでちょっと気持ち悪い。入院食もあきてきたので、一日の楽しみはお風呂くらいなのに。

差し入れ不可

父母が見舞いに来る。
病気についての説明を一通りするとまたもや「過労がたたったんだろう」といわれる。
違うといってるのに・・・。



父母はお菓子などの差し入れを強引にナースステーションに渡そうとしたが、きっぱり断られていた。最近の市民病院は中途半端にそんなのをもらわないので良い。



ダンナに図書館から本を借りてきてもらう。適当になんでもいいよといったけど、随分真剣に選んだらしい。1時間以上、図書館の中を全部まわって探してきた15冊。大切に読ませていただきます。でも、2週間もつかなあ。暇なので読み終わりそうだ。

履歴がないと不便

同室のおばあちゃん達が言うには私の主治医はよく様子を見に来てくれるらしい。
糖尿病だとあまり様子を見にきてくれないそうだ。
よく来てくれるのは、私の病気がまだ原因不明だからだろう。
主治医から「好酸球の値が高いのがやっぱり気になる。以前のデータがないので残念。白血球が増えているので風邪気味かな?EBウイルスにも感染してないし、残す所はサイトロメガウイルスだけどこの可能性も低い。ウイルス性ではないかもしれない。」
と言われる。



うちの会社の健康診断では血液検査がないので、過去の私の血液データは自発的に行った献血だけ。それも3月のことなので随分昔のことだ。今度から会社に健康診断に血液検査を追加してもらうか自分で行くようにしなくちゃ。



薬が原因の可能性が高くなってきたので、ダンナに家にある最近飲んだらしい薬をもってきてもらう。ない分に関しては通院していた耳鼻科に電話で問い合わせてもらうようにする。本当にダンナがいないと体外的なことはほとんど出来ない。