院長先生総回診

今日は採血なし。
院長先生の総回診というのがある。
なんだか白い巨塔っぽい?とどきどきしたけど、
院長先生と婦長さんが来て、一人一人内診をして終了。



体調もそんなに悪くないから1階の売店まで行く許可をもらえた。
ちょっと行動範囲が広がってうれしい。
一日中寝るのも不可能だし。今までの自分の行動様式から考えると新手の拷問のようだ。



夜、ダンナから「はじめて知る肝臓病」という本を差し入れしてもらう。肝臓病の種類・検査・肝臓を鍛える食事・ツボがわかりやすく書かれていて医師と話しをする時にとても役にたった。
それにしても病院にいるとインターネットも出来ないし、本屋や図書館に出かけることも出来ない。自分で調べたいことを調べられないのはとても不便。

入院環境を整える

AM6:00起床。看護婦さんが来て早速採血。
午前中にお風呂の回覧がまわってきて、一人づつ入る。
食事は天ぷらがついたりするので、結構くどいものでも食べていいらしい。
ごはんも普通の白いご飯。
肝臓病の治療はひたすら食べて寝ることが基本。ぐうたらな病だ。



午後にダンナと母と弟が来て、パジャマやタオルなどの差し入れをしてくれた。
入院準備で忘れがちなのが「お箸」「イヤホン」。
初日は看護婦さんから割り箸をもらったものの毎日もらえるわけではないし、売店にも買いに行けないので、持ってきてもらえてとても助かった。
相部屋なのでテレビを見るときは「イヤホン」は必須。21時には消灯してしまう為普段見ているテレビを必ず見られるわけではないけど、ニュースくらいは見たいところ。
あまり自覚症状がないとはいえ、いっぺんにたくさんの人に会うとやっぱり疲れる。
いつもの偏頭痛がしても肝臓病の時は基本的に薬を飲まないほうがいいらしくて、頭痛薬も飲めない。



夕方主治医が来る。
「A,B,C型肝炎のウイルスは発見されなかった。あと残り(D,Eその他)は今調査中です。GPTが300台まで下がったので峠は越えました。」とのこと。
家族達は私が普段活発に動き回っているので、今回の病気も過労が原因だと思い「無理するからよ!」などと言われ耳が痛かったのだが、先生曰く「過労でGPTが500まで行くことありません。」とのこと。自分のせいじゃないらしい。よかった。

入院

熱は36度台に下がりました。
早速快復しているのかな?などと気楽に構える。
ダンナが私の病状を詳しく知りたい為、会社を休みいっしょに病院に行ってくれることになりました。
9:30に病院につくと昨日の血液検査結果が既に出ていて、GPTが590。土日で悪化していた。
先生から大きな病院に紹介状を書くので、すぐ入院してくださいと言われる。
市民病院か県立病院かどちらがいい?と聞かれる。
半年前に引っ越してきたばかりでこの土地のこともよくわからないのに選べと言われても。
どっちの病院がいいですか?と聞くとどっちもそんなに変わらないとのこと。
微妙に家から近い市民病院の方に入院することに決めました。
いつまで入院しなくちゃいけないか聞いたところ、「最低1ヶ月はかかります。肝臓だと完治するのに3ヶ月くらい。」とのこと。
ええーーーーー・・・・・。



すぐに入院しろと言われたので、家に帰ってダンナと共に準備開始。
会社に連絡・年賀状の印刷発注・家賃の支払い・約束があった友人に連絡。
大阪で借りていた貸し自転車のカギ発見。悪いけど後でダンナに返却してもらうことにする。
昼ご飯を食べてから市民病院へ出発。
この間2時間。がんばったけど入院先の病院では「遅かったね」と言われてしまう。



血液検査・レントゲン・腹部エコー・心電図・尿検査をする。
自力で階段を登ったりしていたのに、途中から車椅子に乗せられて移動することになる。フロアー外も基本的に出てはいけなくなった。私の自覚が追いつかないままどんどん重病人扱いされていく。
先生曰く、
「GPTが100以下になるまで入院。3週間ぐらい。
ただウイルス性の肝炎だったらGPTが4桁になるのに、そこまでいっていないので薬剤性の肝炎かもしれない。何か飲みましたか?」
飲んだといっても、耳鼻科でもらった薬や朝鮮人参茶、内科医院でもらったものぐらい。でも、その中に犯人がいるかもしれない・・・。なんだろう?
今まで病院でもらった薬なんて記録してないし。



一通りの診察が終わり、病室へ。同室の人はわりと元気なおばあちゃん達で話しがはずんでいる。さすがに疲れたので食後すぐダウンしていると「お若い人、お話に加わったほうがいいわよ」といわれてしまう。病んだから入院してるのにー、とさらにぐったりする。でも、21時消灯になるとなかなか寝付けない。

わりと重病?

前の夜は寝返りをするにも最新の注意を払わないと、
胃の辺りが痛くて気持ち悪い。
吐くし、気分が悪くてなかなか寝付けない。最悪。
明け方にまた38度台だったので解熱剤を飲み会社を休む。

夕方、27日の血液検査結果を聞きに病院へ行く。
GOTが129、GPTが245と言われたぶんウイルス性肝炎だろうとのこと。
※GOT:心臓や肝臓などの臓器に何らかの以上があると増加。基準値10〜40IU/L
 GPT:肝臓の異常に反応する酵素。基準値6〜40IU/L
ちなみにアレルギーに反応する好酸球の値も高くなっていたけど、
体調が悪いとアレルギー性鼻炎も高くなるのでそれが影響しているのかな?
と判断。

そもそも肝臓の位置自体よく知らず、肝炎ってお酒飲んだり、海外へ行く人がかかる病気だと思っていただけに全く未知との遭遇
(私はお酒も飲めないし、この2年ほど海外にも行ってない。)
とりあえず空気感染はしないようなので、関係者の方々ご安心を。
何型肝炎かは2日後に検査結果がでるそうです。
「会社は最低一週間は休むように。点滴は毎日受けに来てください」といわれ、本格的に絶対安静生活になりました。
弱っている肝臓さんには辛くて脂っこいものがダメなようで、昨日食べたカレーは最悪だそうな。納得。
胃が痛いと思っていたけど、肝臓がよろしくなかったのね。

家に帰ってから早速会社に電話して仕事の引継をしました。
結婚したときの新婚旅行依頼1週間も仕事を休んだことがなく、
しかも突然なので同僚達に申し訳ない気持ちになりました。
今日はダンナにうどんを作ってもらい晩ご飯を食べました。
兼業・主婦・SEの全ての項目において休職。
しばらく闘病生活を送ります。

解熱剤で油断

朝6時頃に熱を計ると38.2。
今回のダウン中で最高記録を出してしまったため、医者からもらった「38度以上になったら飲んでくださいね。」という薬を飲む。
次に起きたら35度代にまで熱も下がり、1時間ほど置いても元気だったので、久しぶりに寝るのもあきたし、スケート行くのもあきらめたし、楽器ぐらい弾いてもいいだろうと判断し、オケの練習へ行った。
わりと調子良く弾いて帰ってきて、晩ご飯は作る気力がなかったので、外食にした。お腹の調子もそんなに悪くないので、カレーを食べにいったけど、これがいけなかった。
いっきに体調が悪くなり目眩までしてきて、家に帰ってまたダウン。
せっかく帰りにかったケーキも全く食べる気が起こらない。
食欲がなくなるなんて私には珍しい。
朝飲んだ解熱剤。空腹の時に飲んだからあれで胃をむしばんでいたのかな?
油断大敵。病人は病人らしいご飯と安静が必要でした。
明日は会社行けるかなあ。

血液検査

まだ熱が37度代。
私の場合風邪を引くと絶対呼吸器(鼻・のど・気管支)からくるのに、
今回は全く通常のパーツは問題なく、
ひたすらだるい。

いつも風邪を引くと耳鼻科にしか行かないのに、今回は内科がある医院に初挑戦。
内臓のエコーをとってもらい、
うちの会社は健康診断で採血をしないのでついでに調べておいてもらう。
風邪でしょう、と言われ解熱剤・胃腸薬・抗生剤をもらって帰る。

会社を休む

朝から37.6度。たまらなくだるい。
中途半端な熱だから寝直して治ったら会社に行こうと思ったけど、
結局一日中37度だいなので一日休む。
昼は煮麺と家においてあった朝鮮人参茶を飲む。
少しは健康になるかな・・・。

3名でやる予定だった仲間内の忘年会にはせめて行かなくては・・・
と思ったけど無理でした。
中途半端な熱なのに・・・。
夜もやっぱりダンナ向けの料理が作れないので、近所に食べに行く。
ステーキを食べる。まだ食欲はあるようです。